img_2204.jpg

クルーズニュース

アクア・エクスペディションズが ガラパゴス諸島に参入決定

ガラパゴス諸島のスーパーヨット「アクア・マーレ」を2022年5月に投入されます。

2021年11月1日 ‐ アクア・エクスペディションズは、ガラパゴス諸島を航行する初の本格的な スーパーヨット「アクア・マーレ」を導入することで、豪華なブティック船のラインナップを拡充するこ とを発表しました。2022年5月6日に就航予定のアクア・マーレは、7つのスイートルームを備え、 ガラパゴス諸島の東側と西側を巡る7泊のアイテナリと、ガラパゴス諸島での究極の「人生に一度 は体験したい」アドベンチャーを体験できる14泊のアイテナリの2つを提供します。

アクア・エクスペディションズの5隻目の船の目的地にガラパゴス諸島が選ばれたのは、同社の CEO であり創業者でもあるフランチェスコ・ガリ・ズガロが、ラグジュアリー・トラベルの分野でプロ としてのキャリアをスタートさせた場所であることに加え、共同創業者であるフレッド・ブラウンとと もに、ペルーのアマゾン川での小型船エクスペディションのブランドを立ち上げるきっかけとなった 場所であることから、特別な意味があります。

2006年にエクアドルを離れて自分のビジネスを立ち上げて以来、私は自分たちだけの豪華な探 検船でガラパゴス諸島に戻りたいと思っていました。家族でペルーに行ってから15年が経ち、その後アジアにも行きましたが、ついにすべてが始まった場所、魅惑の島々に戻ってくることができました」とガリ・ズガロは述べています。世界的に有名なイタリアの CRN 造船所が設計・建造し、フランソワ・ズレッティが内装を担当した アクア・マーレは、個々にデザインされた 7 つのスイートルームに合計16名のゲストを収容しま す。

80平方メートルのオーナーズスイートは、20平方メートルのバスルームを備えたガラパゴス 諸島で最大のスイートです。その他のスイートルームもそれぞれ 20平方メートル以上の広さがあり、情熱的なイタリアンクラフトマンシップのデザインと装飾が細部にまで行き届いています。インテリアは、アクアのためにカスタマイズされたバリ産の食器から、アクア・エクスペディションズのディレクター、ビルギット・ガリ・ズガロが2021年にキュレーションした固有の野生動物をモチーフにした17世紀の版画まで、現代的なエレガンスを感じさせるものに一新されました。


アクア・マーレ スイートのベッドルーム

「ガラパゴス諸島にはいくつかの素晴らしい船がありますが、私たちのアクア・マーレのような船は ありません。この船は、私たちがシンガポールで自粛期間中にヨットを探していたときに、息子の マッシモの目に留まりました。私たちは彼が特別なものを見つけたとすぐにわかりました。」とガリ・ ズガロは言います。全長50メートル、総トン数640トンのアクア・マーレは、同サイズのヨットの中では 30%以上の室 内容積を誇る、他に類を見ないヨットです。4つのデッキには、日陰とオープンのサンデッキ、6人 で楽しめるジャグジー、屋外バーベキューエリア、早朝ワークアウトゾーンなどがあり、ガラパゴス 群島で有名な海や陸の固有生物を探索するのに最適な拠点となっています。


スイートのシャワールーム

船内にはイタリア製の化粧板を使用した壁や、屋内外に多数のダイニングスペースが設けられて いるため、プライベートな食事や16人のグループでのお祝いなど、様々な場面で利用することができます。このスーパーヨットのハイライトは、ローワーデッキの後部にあるユニークな「ビーチクラブ」で、ガラパゴス諸島で最初にして唯一の油圧式開閉式パノラマウィンドウを備えています。


アクア・マーレのダイニングルーム

2人のナチュラリスト・ガイドを含む16人のクルーが、ガラパゴス群島で他に類を見ないワールドクラスの5つ星体験をお約束します。クルーとゲストが1対1の割合で対応することで、他に類を見ない優れたサービスを提供しています。

中央にステアリング・コンソールを備えた 2 隻の特注のミリタリーグレードのブラックリブテンダー が、アクア・マーレの1日2回のエクスカーションを真のアドベンチャーにしています。2人のワールドクラスのナチュラリスト・ガイドが案内し、各グループの定員はわずか8名です。


大自然の中で体験できるカヤック

アクア・マーレには、ダブルカヤック、パドルボード、シュノーケリング・ギアが装備されており、各島での探検を 最大限に楽しめるようになっています。
ペルーで数々の賞を受賞してきたシェフ、ペドロ・ミゲル・スキアフィーノは、アマゾンをテーマにし たアリア・アマゾンやアクア・ネラのメニューを長年に渡って考案してきましたが、アクア・マーレの コンサルティング・シェフとして再びアクア・エクスペディションズとパートナーシップを結びました。海岸から太平洋へのインスピレーションを得て、シェフ・スキアフィーノは、エクアドルのアンデス山 脈から地元のサプライヤーが調達した新鮮で持続可能な食材のみを使用した、ペルーの日本、 日系にインスパイアされたメニューを提供します。ガラパグニャ産ロブスターのレタスラップ、アチェ ビチャド・ドレッシング、ポテト・リャピンガチョ、マグロのクルード、プランタンのバーベキュー、エビ のセビーチェなどをご用意しておりますので、ぜひお楽しみください。


シュノーケリングも楽しめる

アクア・エクスペディションズのガラパゴス諸島への進出は、同社の起源に関連するだけでなく、世界で最も生物多様性に富んだ2つの生態系、ガラパゴス諸島と東インド諸島を結びつけるものであり、科学の最も偉大なブレークスルーの1つにインスピレーションを与えた場所でもあります。
「ダーウィンの遺産は、15年前の私のビジョンに大きな意味を与えてくれました。今日、ガラパゴス 諸島とインドネシアのコーラル・トライアングルの間の橋渡しをすることになるとは、誰が想像でき たでしょうか。アクア・マーレの大型姉妹ヨット「アクア・ブル」が航行している場所であり、英国の博 物学者であり探検家であるアルフレッド・ラッセル・ウォレスが進化論と自然淘汰論を発見した場 所でもあります。」とガリ・ズガロは言います。
今年の夏にペルー・アマゾンで就航したアクア・ネラとともに、アクア・マーレの発表は、体験型旅 行というニッチな分野への当社の揺るぎないコミットメントを証明するものであり、野生動物や自然 に焦点を当てた秘境の地への定評ある小型船による旅行が、力強い復活を遂げようとしていることをあらためて示しています。


ガラパゴスでのトレッキング

アクア・マーレの料金は、7泊のアイテナリでおひとり様 9,450US ドルからとなっており、すべての 食事、すべてのお飲みもの(ソフトドリンク、プレミアムワイン、ビール)、推奨フライトご利用時の現 地送迎、全エクスカーション、ガラパゴス公園入場料、INGALA トランジットカード、ランドリーサー ビス、インターネットが含まれています。16名様までの7泊チャーターの場合、ハウススピリットと1日5時間のプライベートマッサージを含めて、196,000US ドルからとなります。アクア・マーレは、2022年5月6日以降、毎週出発します。詳細はこちら(英語ページ) まで。


他のクルーズでは見ることのできないガラパゴスの景色

アクア・エクスペディションズについて
アクア・エクスペディションズは、スタイリッシュで現代的なデザインの最高クラスの船で、世界で最 も生物多様性に富み、文化的に重要な目的地を探索する、豪華小型船エクスペディションのグロ ーバルリーダーとして知られています。自然と野生動物の美しさを目の当たりにするために、手つかずの聖域に足を踏み入れ、人混みから隔絶された、人との関わりを最小限に抑えた場所を目 指します。5つ星の旅程、クルーとゲストが1対1で対応するパーソナルなサービス、世界的に有名なシェフによる定評のある料理、専門家がガイドする少人数制のアドベンチャー・アクティビティやエクスカーションなどを、最大 16~40人のゲストに提供します。アクア・エクスペディションズは 現在、アマゾンやメコン(カンボジア、ベトナム)などのリバー・エクスペディションや、コモド国立公園、アンボン、スパイスアイランド、ラジャアンパット(東インドネシア)などの沿岸ヨットクルーズを運航しており、2022年5月からは最新のスーパーヨットでガラパゴス諸島(エクアドル)へのクル ーズを予定しています。

クルーズ・ギルド・ジャパンによる アクア・マーレの最新情報 日本語版は、こちらから確認できます。

ピックアップ記事

  1. CRUISE Traveller 2017 Winterのご案内

関連記事

  1. img_5096.jpg
  2. img_3895.jpg

    クルーズニュース

    ポナン、日本支社相談役に 元「ぱしふぃっくびいなす」船長 松井克哉が 3月1日就任

    スモールラグジュアリーシップならではの地元密着型の国内新航路開拓に意…

  3. IMG_1577

    クルーズニュース

    にっぽん丸、2020年11月からのクルーズを発表!

    商船三井客船は、客船「にっぽん丸」の2020年11月~2021年3月の…

  4. MSC Splendida

    クルーズニュース

    5月20日、21日の「イタリア・アモーレ・ミオ2017」に、MSCクルーズが出展

    MSCクルーズジャパンは、昨年に引き続き、2017年5月20日、21日…

  5. キールレイリング
  6. ギルバート・トバルディ / フィンカンティエリ造船所長(左)  サッチャー・ブラウン(右)

    クルーズニュース

    フォーシーズンズ・ヨット、2025年末出航予定の第1号船のスチール・カッティングを開催

    フォーシーズンズは、高級ヨット会社のマーク・ヘンリー・クルーズ・ホール…

  1. SPL Bow_0008

    コラム

    シリーズインタビュー「来たる晴天の航海に向けて」第3回~リージェントセブンシーズ…
  2. 未分類

    【クルーズ番外編】ミニ船内ツアー
  3. JTBpanhu

    おすすめコース

    JTBチャータークルーズ「碧彩季航」 にっぽん丸で1月28日(木)出発
  4. %e9%a3%9b%e9%b3%a5

    インフォメーション

    クイズに答えてクルーズを当てよう!
  5. 9CC9C1E7-A271-4765-A860-99693F06BCB0

    インフォメーション

    キュナード、世界一周クルーズ実施100周年を記念したオンライン写真展の展示写真を…
PAGE TOP