エクスプローラジャーニーの最新ラグジュアリー客船、
MSCグループのラグジュアリーライフスタイル海洋旅行ブランドであるエクスプローラジャーニーより本日、2024年9月15日にイタリア、ローマ近郊のチビタベッキアで予定されている新造船の公式命名式において、ロサルバ・ジューニ氏がエクスプローラIIの名付け親となる事が発表されました。エクスプローラIIはエクスプローラ ジャーニーの船団に加わる最新船で、ラグジュアリーな海洋旅行体験に対する同ブランドのゆるぎない姿勢が反映されています。
エクスプローラIIの造船業者から船主への引き渡し式は、フィンカンティエリ社の造船所の所在地であるイタリア、ジェノバ近郊のセストリ・ポネンテにて、9月12日に予定されています。
ロサルバ・ジューニ氏は1985年創設の無党派環境保護団体で、海洋環境保護を目的としたマレヴィーヴォ財団の創設者兼社長として活躍中です。
マレヴィーヴォ財団は3万名の会員組織に成長し、イタリアでの環境保護の分野で重要な存在感を示しています。
MSCグループの創業者兼会長であるキャプテン ジャンルイジ・アポンテと、2019年にMSCグループにより創設されたMSC財団のスチュワードとしてパートナーシップを結び、地中海域における海洋保護教育活動に貢献するロサルバ・ジューニ氏との間で、共通のビジョンが醸成されました。
青少年や次世代の海事専門家の育成にとどまらず、ジューニ氏の業績は漁業から海事財産、ツーリズム、商業輸送やレジャーボートまで、多岐にわたる海洋生態系の側面を網羅しています。ジューニ氏は海洋保護区の創設、国際キャンペーンの推進、海洋生態系を保護するための法律の制定に尽力してきました。
MSCグループのクルーズ部門エグゼクティブチェアマン、ピエルフランチェスコ・ヴァーゴは、以下の様に述べています。「MSCグループとMSC財団における世界の旅の基礎である、海の自然美の保護に対する貢献を象徴し、ロサルバ・ジューニ氏をエクスプローラ ジャーニーの壮大な最新ラグジュアリー客船の名付け親として迎える事を大変光栄に思います。彼女の海洋保全と海の保護に対する硬い意志は、我々に気づきを与えてくれます。ジューニ氏の海への情熱は、科学的な普及活動や公的な提言活動にも及んでおり、エクスプローラIIの名付け親としてふさわしい活躍を見せています。」
さらに、マレヴィーヴォ財団の創設者兼社長のロサルバ・ジューニ氏による見解は以下の通りです。「エクスプローラIIの名付け親に任命されたことはこの上ない光栄です。有意義で尊敬に満ちた方法で世界を体験するという我々共通の目的を反映しており、この役目は私にとって特別に重要な意味を持っています。エクスプローラ ジャーニーとMSCグループによる、貴重な海洋生態系のさらなる保護に向けた文化的転換の促進・推進を支援できることを嬉しく思います。我々の未来は海の健全性と結びついており、それは我々の選択にかかっています。気候危機は明らかな警告で、我々の時間は限られています。生態学的移行は今すぐに始める必要があり、明日ではすでに手遅れかもしれません。」
9月15日にチビタべッキアで開催されるイベントでは、海事的な伝統と、パフォーマンス、活気に満ちたエンターテインメント、そして「海とのつながり」を祝う美食など、華やかな瞬間が融合したイベントが予定されています。エクスプローラIIは翌日からスペインのタラゴナに向けて、イタリアのソレント、リーパリ(イオニア諸島)、トラパーニ(シチリア島)、シラクサ(シチリア島)、さらにマルタのヴァレッタに寄港する7泊をかけて、このラグジュアリー船の記念すべき処女航海に出航します。