MSC Bellissima

コラム

シリーズインタビュー「来たる晴天の航海に向けて」第1回~MSCクルーズオリビエロ・モレリ氏

新型コロナウィルスの影響で先行きが見えない状況下、クルーズ再開に向けて努力を続ける業界のキーパーソンに話をお聞きするシリーズ企画。1回目は2021年に最新の大型船による日本周遊クルーズを計画するMSCクルーズジャパン社長オリビエロ・モレリ氏を訪ねました。
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Q1 ClassNKより適合証明書を取得されましたが、取得に向けてどのような課題が?
ClassNKは審査及び承認を行う、12の団体から構成される組織で、また、海事に関する安全基準などの確立を行う非営利団体 国際船級協会連合(IACS)の加盟組織でもあります。昨年3月のパンデミック発生に伴い、クルーズ業界が運航停止を決定後、大手クルーズ会社として初めて同年8月にMSCグランディオーサの運航再開を果たしました。運航再開にあたり、ゲスト、クルー、寄港先のコミュニティーの安全確保を目的とした衛生と安全に関するプロトコルを作成し、プロコトルはヨーロッパの各関係当局により認証を受けました。また、MSCグランディオーサは、船級協会であり、IACSの創立メンバーでもあるRINAより、Biosafe ship追加級別付記を取得しました。3ヶ月かけてClassNKと建設的にやりとりをし、プロトコルが日本のガイドラインを遵守するものであり、ガイドラインの基準を超えるものであることを証明していました。今回ClassNKより適合証明書を取得することができ、本年4月から開始する横浜発着MSCベリッシマの運航に向けて大きな一歩を切り出せたことは大変嬉しく思います。

Q2 適合証明書の取得により、本年春の日本発着クルーズ実施に弾みはつきますか?
弊社の衛生と安全に関するプロトコルはクルーズ業界を牽引するものであり、昨年8月のヨーロッパでの運航開催後、3万人以上のお客様に乗船していただき、安全かつ心安らぐクルーズをお楽しみいただけことはプロトコルが効果的であることを示すものです。外部からの協力(Blue-Ribbon COVID-19 Expert Group)を得てプロトコルは作成ました。今回のClassNKからの適合証明書の取得により、プロトコル作成にあたり成し遂げた功業はさらに強化され、2021年4月の日本での運航再開を実現できるという自信につながりました。日本での販売は開始したばかりであり、現在は“Goクルーズ”キャンペーンを実施し、2020年のご予約を来年に振替えられたご予約分なども含めて予約数は堅調です。

Q3 日本周遊クルーズを計画しているMSCベリッシマ、その特徴は?
MSCベリッシマは日本来港外国客船で過去最大級として初の日本発着に就航します。象徴的な洋上最長のLEDドーム、屋外ウォーターパーク、キッズ専用エリアに加え、12の国際色豊かなダイニングと20のバーをご堪能いただけます。「船の中にある特別な船」をコンセプトにしたMSCヨットクラブでは24時間対応バトラーサービス、専用プール、ラウンジ、コンシェルジュデスクなど、ヨットクラブゲスト限定のクルーズ体験をお楽しみいただけます。

Q4 世界のクルーズ業界の現在の状況、今後の見通しをお聞かせください
オックスフォード大学、アストラゼネカ社、ファイザー ・BioNTech 、モルデナ社など、各社のワクチン開発への献身的な取り組みによる科学的な突破口を歓迎し、世界が直面するパンデミックとの戦いに大きな利益をもたらすことと信じています。これらの大きな前進から我々は恩恵を受けており、トンネルの先に光が見えてきたことは全人類にとって非常に前向きなニュースであると考えます。直近、中期間での見通しでは、世界のクルーズ業界が運航再開し、ゲストに安全で心安らぐ休暇を提供をするにはワクチンのみでは全ての問題解決に至りません。昨年8月の運航再開以来、弊社では現場で得られた経験をもとにいくつもの対策が作成され、時間を要することが予想されるワクチンの普及を前に対策を効果的に実施することが可能となります。世界のクルーズ業界での運航再開については、直近、中期間では、クルーを含む全乗船者を対象にした乗船前COVID-19検査を厳重かつスピーディーに実施することがが引き続き大きな影響をもたらすと信じています。乗船前の全体検査は、弊社の衛生と安全に関するプロトコルの中心かつ革新的な要素であり、全体検査の実施により8月の運航再開以来、3万人以上のゲストを安全に責任を持ってお迎えすることができました。検査においては、技術、スピード、価格設定の面で現場では大きな進歩がみられます。弊社が集約したデータと対策に協力してくれる人々のみが、ワクチン普及前に他の地域にて運航再開を実現するための支えになると信じています。弊社の強靭で厳重なプロトコルは、現在運航中のヨーロッパのほか、ブラジル、湾岸地方、南アフリカ、中国の各政府や規制を担う機関からの見直しを受け、8月の運航再開以来集約された膨大なデータは国内、海外での再開を検証する上で役立つとし、各国当局より歓迎されてきました。検査と強靭なプロトコルのその他の要素は引き継き、我々のコロナウィルスとの戦いにおいて重要になり、ワクチンの普及後であっても今後の運航にあたり重要でだと考えています。

オリビエロさん、ありがとうございました。

取材協力:レストランテ ダ ニーノ

(インタビュー:本誌 茂木政次)

Goクルーズ With MSCクルーズ オンボードクレジットキャンペーン
MSCクルーズジャパンでは2021年の日本発着クルーズ運航再開を記念して「Goクルーズキャンペーン」を発表。当キャンペーンではMSCベリッシマ日本発着限定で予約されたキャビンカテゴリーに応じて、お一人につき最大600 USドルが付与されます。オンボードクレジットの付与額は、スペシャリティレストラン、バー、スパ、寄港地観光、ブティックショップでのご購入時に使用することができ、ラグジュアリーな船内での自分へのご褒美を叶えます。MSCベリッシマでのスペシャリティーレストランでは一段上の味わいを提供し、高品質を誇るステーキとワインセレクションを楽しむ「ブッチャーズカット」、本格的な寿司と鉄板焼きをお楽しみいただける「カイト鉄板焼きレストラン&寿司バー」、世界的に有名なショコラティエ ジャン・フィリップ・モーリー氏による最高傑作のチョコレートなどをご堪能いただけます。
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  3. PICTURES BY JAMES MORGAN/CUNARD –  - Lisbon, Portugal, Tuesday 6th May 2014 –  images for use in editorial and online use only – no sales/no advertising – mandatory credit pics by James Morgan if used 

The world's grandest Ocean Liner, Queen Mary 2 and her sister ships Queen Elizabeth and Queen Victoria sail in formation from Lisbon to the UK ahead of HRH The Duke of Edinburgh's visit to celebrate 
Queen Mary 2's 10th anniversary in Southampton on Friday 9 May. 

For the first time ever, the three Cunard Queens were photographed side-by-side at sea as part of a shoot that took months of meticulous planning. 

Queen Mary 2 is on the final leg of her World Cruise and her sister ships were on hand to escort her home in style. 

Photographer James Morgan took to the skies in a helicopter to capture these iconic shots of the three ships sailing abreast of one another. 

And while it may look effortless they are the result of a long planning operation in which the safety of the vessels and the thousands of people upon them was paramount. 

The centrepiece of the shoot was Queen Mary 2 herself, the only Ocean Liner in service today and still the fastest passenger ship afloat ten years after she was named by Her Majesty The Queen in 2004.  The ship measures 1,132 feet in length - longer than the Shard in London is tall - and stands 236.2 feet in height. She also weighs in at an impressive 150,000 gross tons.  Since entering service Queen Mary 2 has sailed 1.5 million nautical miles on over 400 voyages including 213 Transatlantic Crossings. She has called at 182 ports in 60 countries and carried over 1.3 million guests 

The 90,900 ton Queen Elizabeth is the newest member of the Cunard family, having been named by Her Majesty The Queen in 2010, and measures 964.5ft in length. 

Rounding off the trio is Queen Victoria, named in 2007 by HRH The Duchess of Cornwall, and (just) the smallest of the Queens at  90,000 gross tons and measuring 964ft in length. 

James said:

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