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クルーズニュース

オーシャニアクルーズの2隻が新造船を凌駕するクルーズ船に

リビエラとマリーナが2022年と2023年に全面改装でリニューアル。計1210室のスイートルームとステートルーム、公共スペースの刷新も

美食と寄港地の魅力を追求し世界を牽引するオーシャニアクルーズが一連のクルーズ体験向上計画、オーシャニアネクストによるこれまで以上の意欲的な改修計画の詳細を発表。近代の客船として最高水準の評価を得ている乗客数 1210名規模の2隻の客船、リビエラとマリーナで船首から船尾にいたる全面刷新を行います。今回のリニューアルにより、オーシャニアクルーズでは全船で、新造船に勝る姿に生まれ変わった客船が導入され、世界中のあらゆる寄港地を巡ることになります。

リビエラは2022年12月に、マリーナは2023年11月にそれぞれ他に類を見ない新造船を凌駕する船としてカムバックします。すべてのスイートルームとステートルームの内装が全面刷新され、パブリックスペースはオーシャニアクルーズらしいスタイルと快適さを忠実に醸し出すファブリック、家具、照明器具などで装いを新たにします。トスカーナ産の大理石、魅力あるアート作品、デザイナーズ家具が、生まれ変わったスペースを彩ります。特徴的なライブラリーは贅を尽くした中に静寂のスタイルを引き継ぎます。ホライズンではこれまで以上の壮大な眺望が眼前に展開されます。優雅なグランドダイニングルームのきらびやかなシャンデリアからラリックのクリスタルレースに飾られた大階段まで、リビエラとマリーナは圧巻ともいえる若返りを遂げ、贅の極みを尽くしたもてなし空間に乗客を迎えます。

オーシャニアクルーズ社長兼CEOハワード・シャーマンは「オーシャニアクルーズではあらゆる機会に自らの基準値を引き上げてお客様のクルーズ体験を向上させています。革新的な食のコンセプト、没入感ある新たな寄港地体験、そして単なる改良にとどまらない新造船を凌ぐクルーズ船への刷新などにより、私共は他のクルーズ船を評価する際の指標となっています」と自信に満ちたコメントをしています。

床から天井、壁から壁、すべてが新しいスイートルームとステートルーム
リビエラとマリーナのスイートルームおよびステートルームは、より快適で贅沢な居住空間を提供するため、すべての内装、すべての細部に至るまでが劇的に生まれ変わります。全室、床から天井、壁から壁まで新たなデザインが施されて輝きを増し、より軽やかに、より明るく、より広くなります。特注家具、エキゾチックな石材、磨き上げられた木製化粧材、デザイナーによる装飾品などが、見事な変貌を遂げた客室の特徴でもあるエレガントで洗練された雰囲気をさらに高めています。隅々までが海と空のニュアンスで満たされ、ハイセンスと快適が見事に調和しています。

リビングと寝室エリアには、新装となったラグジュアリー空間が広がります。艶やかなイタリア産大理石、砂漠や空の静謐を思わせる調和のとれた色調の特注ファブリックなどで優雅にまとめられたサンクチュアリは、だれもが憧れるミラノのタウンハウスのようなモダンな輝きを放ちます。緩やかな曲線を描くテーブルとチェアは存在感が光ります。華やかさを演出する照明にはヨーロッパの手仕事の高い技術が見て取れます。シックなバスルームは磨き上げられた内部にたっぷりとした収納スペースが無理なく配置されています。何とも言えない精緻とでも表現できるこの進化は完璧以外のなにものでもありません。

あでやかな輝きを放つ絢爛たるパブリックスペース
夢見心地のパラダイス空間までに昇華したスイートルームとステートルームに優とも劣らないパブリックスペースには、美食を堪能しながらのんびり滞在を満喫するための設備が整えられます。優雅で快適な洗練のきらめきは食の場にもおよび、「洋上最高の料理」にふさわしいステージに磨きがかけられます。新装グランドバーでは美酒の誘惑に酔いしれ、グランドダイニングルームではきらびやかなシャンデリアとふかふかのカーペットによる堂々たる雰囲気に包まれながら柔らかい肌触りのレザー製アームチェアに身を沈めて食事を。人気のアルフレスコ、つまりテラス席での食事にはさらに多くの選択肢も。海辺のリゾートのくつろぎはテラスカフェ。ウェイブズグリルではバーベキュー。トラットリアでは薪が香るピザやイタリアンのグリル料理、サラダ、デザートなどを海風の中、月の光を浴びながらも。

全面刷新船のクルーズ再開
リビエラの再デビューは2022年12月7日ローマ発でマイアミに至る16日間の地中海、大西洋、カリブ海クルーズ。その後しばらくはマイアミ発で、7日から14日間のカリブ海、メキシコ、中米を巡る人気のカリブ海クルーズを催行。2023年3月には再びヨーロッパに戻ります。2023年後半から2024年前半にかけては初の極東を巡るクルーズに。

マリーナは2023年11月13日にバルセロナ発リスボンに至る7日間クルーズを。その後マイアミに向かい、同12月3日から年次催行となる南米シーズンを開始する予定。

オーシャニアクルーズ全船の2024年催行クルーズの詳細については、今後数週間のうちに発表される予定です。

変化する世の中にあっていつまでも変わらないもの
きらびやかでラグジュアリーな新たなデザインになっても常に変わらないものは、オーシャニアクルーズのトレードマークとなっているひとりひとりのお客様を大切にする心のこもったサービス。クルーズが初めてであれ15回目であれ、スタッフに名前を覚えられたり心のこもった微笑みと熱意によるもてなしを受けたりなどで、心置きなく旅を満喫できます。

前出シャーマン社長兼CEOは、「オーシャニアクルーズのオフィサーとクルーは洋上最高の人材であり、私たちのサービスはそうした優れた人材があってこそのものです。船内体験は驚きと感動を与え続ける一方で、私たちスタッフによるおもてなしは、親しみやすく、温かく、優雅なものであることに変わりはありません」と付け加えています。

レガッタ、インシグニア、ノーティカ、シレーナも新造船を凌ぐ船に
リビエラとマリーナだけでなく、定員656名の客船4隻も先駆けて、新造船を凌ぐ船として再生を遂げています。インシグニアは、新造船を凌ぐ船として2019年の180日間世界一周航海で再デビュー。同年、その直後にレガッタとシレーナ、そして2022年4月1日に再就航したてのノーティカが続きました。全面刷新のスイートルームとステートルームに加え、パブリックスペースもシックで落ち着きのある家具調度と魅力的な国際的アートコレクションをアクセントにして劇的に生まれ変わりました。

オーシャニアクルーズによる特選料理や考え抜かれた旅行体験といった小型なラグジュアリー船ならではの乗船体験についての詳細はこちらより。寄港地に停泊するリビエラとステートルームとスイートルームの画像はこちらから。

オーシャニアネクストについて
オーシャニアネクストは保有全船が完全に様相を異にするまでの全面的かつ多岐にわたるドラマチックな改革です。オーシャニアブランドによるこの意欲的な取り組みにより、オーシャニアクルーズが提供するゲスト体験が新しいレベルに押し上げられます。巧に練り上げられた新たな食体験と再構成メニューも含めて、再生を遂げた新造船をもしのぐ6隻の船では、洋上最高の料理を味わいながらラグジュアリーな小型船ならではの旅を満喫し、行く先々では内容豊かな探訪に身も心も豊かになれます。

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