世界のウルトララグジュアリークルーズをリードするリージェント セブンシーズクルーズが建設中のセブンシーズ プレステージが、2025年11月27日に乾ドックから進水しました。ウルトララグジュアリークルーズの新たなレガシーとしての地位を築くことになる10年ぶりの新クラス船建造にとって、記念すべき節目の日となりました。
リージェント セブンシーズクルーズのチーフラグジュアリーオフィサー ジェイソン・モンタギューは、「セブンシーズ プレステージの進水は、リージェント セブンシーズクルーズにとって特別な瞬間であり、フィンカンティエリ社との長年にわたる計画と協力の集大成を象徴するものです。この船に対する圧倒的な反響は、クルーズ旅行を楽しむお客様が真に卓越した何かが目前に迫っていることを認識していることを裏付けています。その表れとして、初就航クルーズ発表当日は、当社史上、新造船としては最大の予約を獲得することができました。まったく新しいスカイビューリージェントスイートから、細部まで考え抜かれたデザインに至るまで、セブンシーズ プレステージは究極のラグジュアリー旅行を再定義する私たちの情熱を体現する船となります」と語っています。
進水式はマルゲーラ(イタリア)のフィンカンティエリ造船所で行われました。フィンカンティエリ社のブルネッタ・カサーラ氏が名付け親となって、シャンパンボトルを船体に当てて割る伝統儀式、造船所の司祭による祈祷、そしてテープカットが行なわれました。乾ドックはその後水で満たされ、進水が 正式に完了しました。リージェント セブンシーズクルーズのシニアダイレクター兼プロジェクトマネージャーのマルコ・スピガが出席者に向けて挨拶し、セブンシーズ プレステージの建造において継続的パートナーシップと協力を提供してくれたフィンカンティエリ社への感謝の意を表明しました。
進水という重要な工程が完了したことで、次世代船セブンシーズ プレステージは建造の最終段階に向け艤装桟橋へ移動します。今後は、オールインクルーシブ超豪華クルーズ船スイートとしては史上最大級となるスカイビューリージェントスイートを始めとする、豪華なスイートルーム、優雅なラウンジ、洗練されたレストラン等の工事が進みます。いずれもセブンシーズ プレステージの比類なき船上体験を具現化する要素となるものです。
2026年12月にデビュー予定のセブンシーズ プレステージは、リージェントの7隻目となる新造船であり、3隻を予定している新プレステージクラス船の第1号として、世界で最もラグジュアリーなクルーズ船団に待望の新戦力として加わります。これにより、リージェントの野心的な新章の始まりが告げられます。2隻目のプレステージクラス船の就航は2030年に確定し、さらに2033年引き渡し予定で3隻目の発注も発表されています。この戦略的拡大により、世界550以上の目的地でウルトララグジュアリークルーズの醍醐味を体験する機会が、より多くのクルーズファンにもたらされます。
総トン数7万7,000トン、乗客定員822名、乗員630名を擁するセブンシーズ プレステージは、クルーズ業界最高水準クラスの乗員対乗客比率を実現します。従来のリージェントのクルーズ船より40%大型化しながら乗客定員はわずか10%増に抑えられ、真に比類なき海上空間が実現します。初就航シーズンにはヨーロッパとカリブ海を舞台に13クルーズを催行。これには2回の大西洋横断クルーズも含まれます。リージェントのプライベートアイランドのハーベストケイ(ベリーズ)やパナマ運河の2度の通過、そしてロンドン(イギリス)、リスボン(ポルトガル)、ボルドー(フランス)といった文化的に豊かな都市でのオーバーナイトステイまで、念入りに企画された10泊から15泊の旅程には、厳選の目的地と没入型体験が織り込まれています。
リージェント セブンシーズクルーズについての詳細はこちらより。
セブンシーズ プレステージについて ― 新たなレガシーの始まり
2026年末の就航を予定するセブンシーズ プレステージは、フィンカンティエリ社が建造したリージェントのエクスプローラークラス船の大成功を受け継ぐもので、リージェントにとって10年ぶりの新クラス船。
総トン数7万7,000トン、乗客定員822名、乗員630名のセブンシーズ プレステージは、クルーズ業界において最高水準のスペース対乗客比率および乗員対乗客比率を確保。乗員と乗客の比率は1:1.31。船体はリージェントの既存クルーズ船より40%大型化しながら乗客数はわずか10%増に抑えられ、洋上の比類なきゆとりを実現しています。客室は豪華な全室バルコニー付きのスイートは、それぞれ特徴的な12のカテゴリーでウルトララグジュアリーの客室に新たな時代を切り開きます。まったく新しいスイートタイプとしては、オールインクルーシブのウルトララグジュアリークルーズ船のスイートとしては史上最大級のスカイビューリージェントスイート、スイート内エレベーターでアクセスするプライベートテラスデッキを備えたデュプレクスタイプのスカイビュースイート、 高い天井と全面ガラス窓を備えたモダンなグランドロフトスイート、そして屋外リビングとして使える広々としたバルコニーが特徴のホライズンペントハウススイート、以上4タイプが含まれます。
これらの客室に加え、スターライトアトリウムやガリレオズバーなど、配慮が行き届いた洗練の雰囲気のパブリックスペースやラウンジが設備されます。またアジュール(新コンセプトのメゼスタイル地中海料理店)をはじめとする計7店のスペシャリティレストランと11のダイニング体験で多彩な食の選択肢がもたらされます。
新たな設備仕様により、リージェントが誇るオールインクルーシブの比類なきラグジュアリー体験がさらにレベルアップします。クルーズ料金には、無制限に参加できる各寄港地の地上観光、各種専門レストランや屋外ダイニングでのグルメ料理、特選ワインとスピリッツ、船内エンターテインメント、スターリンクWiFiアクセス、バレーランドリーサービス、事前払いチップ、そしてコンシェルジュレベルスイート以上の利用にはクルーズ前1泊ホテルパッケージが含まれます。
画像提供はリージェント セブンシーズクルーズより。