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クルーズニュース

シルバーシー・クルーズ、10隻目のフリートとなる新造船シルバー・ドーンの受領完了

ウルトララグジュアリークルーズラインのシルバーシー・クルーズは、イタリアのアンコーナにあるフィンカンティエリ社の造船所で新造船「シルバー・ドーン」を受領しました。シルバーシー・クルーズとフィンカンティエリ社の幹部は本日、10隻目となるフリートを迎えるための引き渡し式に出席しました。
シルバーシー・クルーズの社長兼 CEOであるロベルト・マルティノリは、コインセレモニーとフラッグセレモ ニーのビデオ上映後、シルバー・ドーンの正式な引渡しに署名しました。また、ロイヤル・カリビアン・グル ープの会長兼 CEOであるリチャード・フェイン氏と、ロイヤル・カリビアン・グループの副社長兼 CFOであるジェイソン・リバティ氏が、それぞれビデオ通話にてスピーチを行いました。また、フィンカンティエリ社の商船部門のジェネラルマネージャーであるルイジ・マタラッツォ氏も出席しました。シルバー・ドーンは、 世界のクルーズ産業の強さと回復力の証しであり、2020年以降にシルバーシーの船隊に加わった3隻目の船です。

シルバーシー・クルーズの社長兼んCEOであるロベルト・マルティノリは、「美しいシルバー・ドーンを10隻目の船として迎え入れることで、お客様をラグジュアリーな世界の奥深くへとご案内するというミッションにおいて、大きな節目を迎えました」と語ります。「フィンカンティエリ社とシルバーシー・クルーズのチームのたゆまぬ努力に加えて、ロイヤル・カリビアン・グループの多大な貢献を称えたいと思います。ロイヤルカリビアングループの継続的な支援に感謝しています。シルバー・ドーンは、ラグジュアリーなクルーズ旅行の進化を象徴しています。姉妹船であるシルバー・ムーンとシルバー・ミューズの革新的な技術をベースに、当社の先駆的な新しいウェルネス・プログラムであるオティウムを搭載しています。シルバー・ドーンにより、 私たちはウルトララグジュアリークルーズのリーダーとしての地位を確立します。2022年春、シルバー・ドー ンでお客様をお迎えできることを楽しみにしています」と述べています。

フィンカンティエリ社の商船部門のゼネラルマネージャーであるルイジ・マタラッツォ氏は「パンデミックにもかかわらず、すべての納品を契約通りの日程で行うことができました。姉妹船で あるシルバー・ムーンの引き渡しからわずか数ヶ月後に、シルバー・ドーンの引き渡しもできたことを特に嬉 しく思います。私たちはシルバーシーと長年にわたって協力し、個性的な船を実現してきましたが、新世代の クルーズ船に対応するために、私たちが直面しなければならない新たな課題にすでに目を向けています」と述べています。

シルバー・ドーン 超豪華なクルーズ旅行の進化形
ミューズクラスシリーズの3隻目であり、シルバーシーとフィンカンティエリ社との長年のコラボレーション から生まれた4隻目となる「シルバー・ドーン」は、シルバーシーの「シルバー・ミューズ」(2017年4月セストリ・ポネンテ(ジェノバ)のフィンカンティエリ社造船所にて建造)と、「シルバー・ムーン」(2020年10月にアンコーナで建造)の姉妹船です。シルバー・ドーンは、298室のオーシャンビュー・スイート(そのうち96%がプライベートベランダ付き)にわずか596名のゲストを収容し、クルーとゲストの比率は 1:1.45です。
シルバー・ドーンの建造には、合計で390社以上の企業が参加しました。ピーク時には、平均1,000人の専門 家が船上で同時に作業を行っていました。15,000枚以上の鋼板や外形が切断され、約95,500リットルの塗料が 塗布され、18の業者が約169万メートルの電気ケーブルを設置しました。

オティウムのウェルネスプログラム 快適さの原型
シルバー・ムーンでスタートしたシルバーシーの革新的な料理プログラム「S.A.L.T.」の成功を受けて、シルバ ー・ドーンでは、先駆的な新しいウェルネス・プログラム「Otium」を導入しました。シルバーシーのルーツで あるイタリアの伝統に敬意を表して、オティウムは古代ローマのライフスタイルのゆったりとした性質からインスピレーションを得ています。ローマ文化において、オティウムとは、入浴、会話、歌、理論、飲酒、食事、そしてリラックスするための余暇に捧げられた期間のことです。

既存のウェルネスプログラムとは異なり、「オティウム」では、犠牲や後から得る満足よりも、バランスのとれた贅沢、自身のいたわり、喜びを奨励します。このプログラムでは、洋上で最も広いスイートルームから始まり、再構築されたスパでの厳選されたトリートメントを経て、クルーズ体験のあらゆる瞬間に浸透していく、カスタマイズされた多次元のウェルネスの旅を提供します。その結果、シルバーシー独自のラグジュアリーがさらに高まりました。

スティーブ・マッカリーが撮影したシルバー・ドーン
世界的に有名な写真家であり、シルバーシーの長期的な協力者であるスティーブ・マッカリーは、彼の輝かし いキャリアの中で初めて、造船所にレンズを向けました。マッカリー氏は、2021年8月4日からトリエステに あるフィンカンティエリ社の施設を訪れ、シルバー・ドーンを撮影しました。マッカリー氏は、シルバー・ド ーンの完成へ向け作業する造船所の作業員を撮影するとともに、シルバーシーの社長兼 CEO であるロベルト・ マルティノリと船の船長であるサムエレ・ファイラを撮影する機会を得ました。「ドライドックに入っている船を見たのは初めてでしたが、船全体が一連のブロックの上でバランスをとって いる姿には、とても興味を持ちました」とスティーブ・マッカリーは言う。

「水中に入る船の下面部分を見る ことができたのは非常に興味深かったです。作業員たちは、貴重な芸術作品を作っているかのように、細心の 注意を払っていました。まるで花がその美しさを増していくのを見ているようだった。 彼らの職人技と技術は 並外れていた。」

そんなシルバー・ドーンの最新情報は、こちらから。

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